エステのカウンセリングで何を聞く?提案の前に確かめたい3つの質問
こんにちは。ビューティー企画インターナショナルの藤井麻美です。 前回は、年末の集客で予約までの迷いを減らすことについて書きました。今回は、ご来店後のカウンセリングです。「何を聞けばよいのか」「説明が長くなってしまう」。そんな時は、商品の説明を始める前に、お客様と確認したいことを整理してみませんか。 私が大切にしたいのは、質問の数を増やすことではなく、お客様の答えによって提案を変えることです。接客を見直す入口として、三つの問いを考えてみます。 1.「今日、一番相談したいことは何ですか」 気になることをすべて伺う前に、まず優先したいことを一つ確認する。「肌が気になる」という言葉でも、見た目なのか、日々のお手入れで困っているのか、相談したい内容は違います。こちらが先回りして決めず、お客様ご自身の言葉を待ちたいものです。 答えをいただいたら、「今日はこの点を中心にご相談したい、ということでよろしいですか」と短く確認する。聞いたつもりで説明に進まないための、大切な一呼吸です。 2.「今のお手入れで、続けにくいことはありますか」 理想だけでなく、普段の生活に目を向ける質問です。時間が取れない、手順が多い、何を選べばよいか分からない。無理なく続けられる形は、人によって異なります。 たとえば、忙しい方に一度に多くの商品をすすめる前に、今の習慣のどこなら見直せそうかを一緒に考える。商品の魅力を伝えることと、生活に取り入れられる提案にすることは、分けて考えたいと思います。 3.「決める前に、確認しておきたいことはありますか」 説明を終えたら、すぐに契約の話へ進まず、疑問が残っていないかを伺います。料金、所要時間、使い方、通う場合の負担など、気になる点を話していただく時間です。答えを急がせず、その場で判断しない選択も尊重したいものです。 分からないことは、分からないまま約束しない。確認が必要なら持ち帰り、何をいつまでにお伝えするかを明確にする。その姿勢を、スタッフ間でも揃えておきたいと考えています。 この三つは、決まった答えを引き出すための台本ではありません。お客様が話しやすい順番や言葉に変えながら、提案の根拠を一緒に確かめるための入口です。 話すのが上手な人だけに頼らず、「何を聞き、どう確認するか」を共有する。まずは一つの質問から、サロンのカウンセリングを見直...