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夏が終わる前に、もう秋の準備を始めています。

 6月。梅雨のじめじめとした空気の中で、私はもう秋のことを考えています。 「早すぎる」と思いますか? でも、トレンドとは"来てから動く"ものではなく、"来る前に準備する"ものです。それがこの業界で長くやってきた、私の持論です。 では、2026年の秋に向けて、今何が来るのか。 キーワードはいくつか見えています。 ひとつは、 「バリアケア」の本格化 です。夏の紫外線・汗・冷房によるダメージを受けた肌が、秋に一気に揺り戻しを起こす。乾燥、くすみ、毛穴の開き——これらに対応する「肌の防御力を高めるケア」への需要が、秋口から急激に高まります。 ふたつめは、 「インナーケア×アウターケア」の融合 です。2026年は、バイオテクノロジー由来の成分への関心が深化しており、「外から塗る」だけでなく「内側から整える」アプローチが当たり前になってきています。サロンメニューにインナーケアの視点を取り入れられるかどうかが、差別化のカギになります。 みっつめは、 「AI診断×パーソナライズ」の加速 です。スマートミラーで肌スコアを算出し最適なケアを提案する、あるいはウェアラブル美顔器でハンズフリーケアを実現する——テクノロジーと美容の融合は、もはや大手だけの話ではありません。 そしてもうひとつ、私が強く感じているのが**「心地よさ」への回帰**です。 2026年は、セルフケアが特別な時間ではなく日常のメンテナンスとして定着する年になると言われています。香り、テクスチャー、使用感——結果だけでなく、ケアそのものを"心地よい体験"として設計できるサロンが選ばれる時代です。 夏のダメージを受けたお客様が、秋に何を求めてサロンに来るのか。 その答えを今から準備しているサロンと、秋になってから慌てて動き出すサロンでは、結果が大きく変わります。 先読みする力が、サロンの未来を変える。 私はそう信じて、今日も情報を集め続けています。

「男性が美容にお金を使う時代」は、もう来ています。

まだ男性美容を"ニッチな市場"だと思っているとしたら、それは大きな機会損失かもしれません。 数字を見てください。 日本の男性化粧品市場は2024年に497億円に達し、前年比114.8%。2019年と比べると、実に1.8倍にまで拡大しています。さらにグローバルデータでは、2034年にかけて年平均5.74%の成長が続くと予測されています。 Messefrankfurt blogspot これはもはや、一時的なブームではありません。 では、なぜ男性が美容にお金を使うようになったのか。 背景はいくつかあります。 ひとつは、 オンライン化の影響 です。ビデオ会議の普及により、自分の顔を画面で見る機会が増えた中高年層を中心に、スキンケアやヘアケアへの関心が急速に高まりました。 ふたつめは、 Z世代の意識変化 です。日本のZ世代男性は、一般の男性と比較して化粧品への月々の支出が約20%多いというデータもあります。SNSで美容情報が当たり前のように流れる環境で育った世代にとって、スキンケアはもはや"特別なこと"ではありません。 そして使用のきっかけとして「肌の乾燥やトラブル改善のため」が31.2%、「自分磨きの一環」が24.1%と続いており、実用的な理由と意識的な自己投資の両面から市場が育っています。  私がこの市場に注目してきたのは、数年前からです。 BWJでもコスモビューティーソウルでも、男性向けコーナーの存在感は年々増しています。以前は片隅にあったメンズゾーンが、今や会場の中心に近い場所に置かれるようになりました。 市場の変化は、展示会の"レイアウト"にも正直に出るものです。 サロンオーナーさんへ、ひとつ質問です。 あなたのサロンに、男性が来やすい雰囲気と、男性向けのメニューはありますか? 女性客だけを対象にしていたサロンが、男性客を取り込むだけで売上の構造が変わった——そんな事例を私はいくつも見てきました。 市場はすでに動いています。あとは、動くかどうかはあなた次第です。

夏こそ、サロンの"差"が出る季節です。

 6月に入り、じめじめとした梅雨の季節がやってきました。 そしてその先には、美容業界にとって大切な季節——夏が待っています。 「夏は暑いから、お客様の足が遠のく」 そう思っているサロンオーナーさんも多いかもしれません。でも私は逆だと思っています。 夏こそ、サロンの実力が問われる季節です。 考えてみてください。 夏のお客様の悩みは、実は非常に具体的です。 汗による頭皮のにおいが気になる。紫外線で肌がくすんできた。ボディラインが気になる季節になった。髪のうねり、パサつきをどうにかしたい——。 悩みが明確だということは、 刺さるメニューを作れれば、必ず動く ということです。 私がサロンオーナーさんにいつもお伝えしていることがあります。 「季節限定メニューは、集客ツールではなく、お客様との会話のきっかけです。」 例えば、夏に向けた頭皮ケアメニュー。スカルプクレンジングに特化したコースを期間限定で打ち出すだけで、「実は気になっていた」というお客様が動き始めます。 例えば、UVケアに特化したフェイシャルメニュー。「夏前に一度整えたい」という気持ちに、ピンポイントで応えられるメニューがあるかどうか。それだけで、予約の入り方が変わります。 大切なのは、「何を提供するか」よりも「なぜ今なのか」を伝えること。 季節の変わり目に、お客様の悩みに寄り添ったメニューを提案できるサロンは強い。それは技術だけでなく、 オーナーの感度と準備力 が問われることでもあります。 夏本番まで、あと少し。 今からメニューを見直しておくことが、この夏の売上を左右するかもしれません。 あなたのサロンの"夏メニュー"、もう準備できていますか?

ソウルで感じた、K-ビューティーの"今"。

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 先週、韓国・ソウルで開催された 「コスモビューティィーソウル2026」。 1987年から続く、韓国最大級のビューティー専門展示会。 今年で39回目を迎えるこの展示会は、世界中のバイヤーや業界関係者が集まる、K-ビューティーの"最前線とも言える場所える場所です。 私がこの展示会に足を運ぶ理由は、ひとつ。 今、市場で何が起きているかを、自分の目で確かめです。 今年、会場を歩いて強く感じたことがありました。 K-ビューティーが、変わっている。 以前のK-ビューティーといえば、シートマスク、BBク、ナイアシンアミド——いわゆる"韓国らしい"アイテムが㳨目を集めていました。 ですが今年の会場で目立っていたのはそれだけではありませんでした。 インナーケア。 スキャルプケア。 クリーンビューティー。 そしてAIを活用したパーソナライズ提案。 「肌の表面を整える」から、「体の内側から美しくなる」」, 「体の内側から美しくなる」」, 「体の内側から美しくなる」,。 そして "みんなに合う"から "あなただけに合う"へ。 K-ビューティーのベクトルが、明らかに変わっていました。 もうひとつ印象的だったのが、海外バイヤーの多さです。 ラテンアメリカ、ヨーロッパ,中東——様々な国からのバイヤーが、熱心に商談を重ねていました。 K-ビューティーは今や、アジアだけのトレンドではない。 世界が本気で注目している、といとをあらためて実感しました。 日本にいると、どうしても日本市場の中だけで考えてしまいがちです。 ですが韓国の現場に来るたびに思うのです。 世界の動きを肌で感じることが、どれだけ大切か、と。 トレンドは予告なく変わります。 だからこそ私は、現場に出続けます。 次に来る波を、誰よりも早くつかむために。

学び続ける人だけが、時代に選ばれる。

「学び続ける人だけが、時代に選ばれる。」 美容業界に携わって、何十年が経ちました。 振り返ってみると、本当にたくさんのことが変わりました。 技術も、トレンドも、お客様の価値観も。 そして今、AIまでもが私たちの現場に入り込んでいる時代です。 この業界は、立ち止まった瞬間に終わる。 厳しい言い方かもしれませんが、これが私の正直な実感です。 かつて、こんな場面がありました。 長年サロンを経営されているオーナーさんが、「うちはずっとこのやり方でやってきた」とおっしゃっていた。技術も接客も、確かに素晴らしい。でも、集客の方法も、メニューの見せ方も、10年前のままだった。 気づいたときには、近隣の新しいサロンにお客様を奪われていた。 「なぜ?」と首をかしげていましたが、答えはシンプルです。 お客様は変わったのに、サロンが変わらなかった。ただそれだけのことでした。 では、どうすればいいのか。 私自身が今も続けていることをお伝えします。 ひとつは、 現場に足を運ぶこと。 BWJのような展示会には毎年必ず参加します。カタログやSNSでは伝わらない、現場の"空気"があるからです。今年のBWJでも、AI診断、インナーケア、男性美容——数年前から私が注目してきた分野が、今やスタンダードになっていました。先を読む目は、現場でしか磨けません。 ふたつめは、 海外の情報を追い続けること。 日本のトレンドは、多くの場合ヨーロッパやアジアの数年後を追いかけています。韓国、フランス、アメリカ——海外で今何が起きているかを知ることが、日本市場の未来を読む地図になります。 みっつめは、 お客様の声を素直に聞くこと。 どんな情報よりも、実際にサロンに来られるお客様の言葉が一番正直です。「最近こういうのが気になって」「友達がこれを使ってて」——そのさりげない一言の中に、次のビジネスのヒントが隠れています。 「もう十分学んだ」と思った瞬間に、時代は次へ進んでいます。 この業界に"完成"はありません。 プロである限り、学ぶことをやめてはいけない。 新しい成分、新しい技術、新しい価値観。 知らないままでいることは、お客様への裏切りだと私は思っています。 学び続けること。それが私にとっての、プロの定義です。 あなたは今、何を学んでい...

ビューティーワールドジャパン東京2026。今年の"空気"は、例年と違いました。

 毎年この展示会に足を運ぶたびに思うことがあります。 「今、美容業界はどこへ向かっているのか。」 820社以上が出展し、海外からも約120社が参加した今年のBWJ。 会場全体を歩きながら、私はある"変化"を強く感じていました。 以前は、新しい機器や話題の成分を並べるだけで注目が集まった時代がありました。 ですが今年は違いました。 「誰のために。なぜ今。どんな結果を出せるのか。」 それを明確に打ち出せているブランドだけに、人が集まっていたのです。 AI診断。インナーケア。男性美容。頭皮ケア。 これらは数年前から私が注目し、弊社でも先手を打って取り組んできた分野です。 それが今年のBWJでは、もはや"トレンド"ではなく"スタンダード"になっていました。 時代の読み方は、常にアップデートが必要です。 「去年正解だったこと」が、今年も正解とは限らない。 だからこそ私は、毎年この場所に来て、自分の目で確かめ続けています。 次に来る波は何か。 その答えを誰よりも早くつかむために、私はこれからも現場に足を運び続けます。 学び続け、動き続ける。それが、この業界で生き残るための唯一の方法だと思っています。

なぜ今、“技術だけ”ではサロン経営が厳しくなっているのか。

「技術には自信があるんです。」 実際、そうおっしゃるサロン様は本当に多いです。そして実際に、技術レベルが高いサロン様もたくさんあります。 ですが今、“技術が高い=売上が伸びる”とは言い切れない時代になってきています。 少し厳しい言い方かもしれませんが、これは美容業界全体で起きている変化です。 では、なぜなのでしょうか。 理由の1つは、お客様の“価値基準”が変わっているからです。 以前は、 「技術が良い」 「有名店」 「紹介が多い」 これだけでも十分に集客できる時代がありました。 ですが現在は、SNSや美容情報が溢れ、お客様自身が情報を比較する時代です。 つまり、“技術が高い”だけでは、選ばれる理由になりにくくなっているのです。 さらに最近では、 ・短時間で結果を出したい ・効率よく美容をしたい ・自分に合った提案を受けたい ・美容に「意味」や「価値」を感じたい というニーズが非常に増えています。 ここで必要になるのが、「提案力」と「見せ方」です。 例えば同じ施術でも、 “なぜ今この施術が必要なのか” “なぜこの商品を使うのか” “なぜこの順番なのか” ここまでしっかり伝えられるサロンは、お客様の満足度やリピート率も高くなります。 逆に、技術だけに集中してしまうと、価格競争に巻き込まれてしまうケースも少なくありません。 これからの時代、美容サロンに必要なのは、技術だけではなく、「時代のニーズを読む力」ではないでしょうか。 AI。 インナーケア。 頭皮ケア。 男性美容。 海外美容。 数年前にはそこまで大きくなかった市場が、今では大きなニーズへと変わっています。 美容業界は、時代の変化が非常に早い業界です。 だからこそ、変化を待つのではなく、変化を先読みして動くこと。 それが今後、サロン経営においてさらに重要になっていくと思います。